| HOME | 募集案内 | カリキュラム | セミナー | 設立趣旨 |
 

 現在、特別支援教育の具現化が急がれている公立小中学校の普通学級では、知的障害・発達障害を有している児童が年々増加している現状があり、LD(学習障害)やADHA(多動性障害)・アスペルガー(高機能自閉症)などの発達障害が原因で不登校やひきこもりになっている児童の増加が、不登校児童が増加してきた大きな要因となっている。
このような児童に対しての社会認知は乏しく、周囲の理解がないために、学校だけでなく、社会的にも疎外されがちになり、反社会的行動に走る児童も少なくない。また、学校教育課程終了後も社会的な受け入れ先がないために自立できず、犯罪に手を染めるようなケースが発達障害を有した児童のその後としてマスコミにも取りあげられるようになってきている。このような児童に対しての正しい社会的な認識と、将来、社会参加ができるための環境整備が急務であると考える。
一方、教育に対しても柔軟な対応が求められている。通常学級での学習や生活が困難な児童に対しての学習相談・生活相談・進路相談を提供する場を幅広く設け、このような児童に対してその一人ひとりの教育ニーズを把握して、悩みをかかえている生活上や学習上の困難の改善や克服のために適切な援助活動を行こうとは、健全な社会を形成するため、極めて有意義なことである。
特別支援教育が必要な児童へのフリースクールの提供や、個々の児童に対応した学習計画にもとずく学習支援、そして発達障害などを有する児童に対する豊富な指導経験をもつ教育カウンセラーによる生活相談活動をすすめるなかで、発達障害を有する児童の健全な社会参加を援助し、学校教育課程を終了した児童にも地域との連携をとりながら社会的な自立が可能になるような機会を図っていく方針である。このことで、現状では社会的自立が困難な軽度の知的障害・発達障害を有している児童、不登校やひきこもりなどを経験している児童等の、社会への参加を促進していくものである。よって私たちは、このような活動等を通じ社会貢献に寄与するため「特定非営利法人特別支援教育研究Wish」を設立するものである。

   

               代表者  氏名   梅木 桂子          

Copyright(C) Wish business school All Rights Reserved.

 

inserted by FC2 system